ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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田舎編 第8話「新たな異変」(前半)

いよいよ「ちんもくのたに」編です。
まだセリフの書き方に関するテクニックはいまいちだったような。




「あれ・・・?どうしたの?」
なぜかボク達の基地を訪れたワタッコに聞いてみた。
「・・・ダーテングさんが・・・戻ってこないんです・・・。」
「「え・・・!?」」

「そういえば、昨日見てから戻ってきた様子がない・・・。」
「広場の人達に聞いても、戻ってきていないようなんです・・・。」
「・・・。」
「それで・・・救助隊の協会の方で噂を聞いて、
シャインズの皆さんに『ダーテングさんの救助』をお願いしたいと・・・!」
「・・・わかった。やるよ。」
「・・・少し待って。」
「バン・・・?」

バンによると、3つほど謎があるらしい。

まず、救助へ向かったはずなのに、戻ってこないこと。これは確定済み。

また、戻ってこない理由が全くわからないこと。FLBにも確認してあるが、原因不明。

あと、誰かがダーテング達を襲っているのか?ということ。

「・・・そうなんです。」
「なるほど・・・確かに、おかしいよね・・・。」
「その原因を、突き止めようか。」
「・・・うん、そうだね。」
ボク達は静かにうなずき、さっそく準備へと取りかかった。
すると、
「あ、あの・・・まず場所だけでも・・・!場所は、・・・“ちんもくのたに”です。」
「「・・・わかった。」」


広場に出た。

やはり、その噂が広まっていた。さっそくハスブレロに聞いてみた。
噂なら、ハスブレロから聞くのが一番早い。(バン談)
「・・・あぁ、バンにゴロか。あのさぁ、昨日のダーテングのこと・・・。」
「ワタッコから、その話を聞いたんだ。・・・やっぱり、戻ってきてないらしい。」
「だよな・・・でも、FLBに言われてやらなかった救助隊はないって噂だし。」
「それで、様子を見に行ってくれないかって、ワタッコに頼まれたんだ。」
「そうか・・・お前らも大変だよな。」

「おう、ゴロにバンじゃねぇか!」
ワンリキーが走ってくる。後ろからは眠そうなカラカラがついてくる。
つまり、ゴウとカシだ。

「低血圧の俺をたたき起こすな・・・ただでさえだるいというのに。」
「ははは、何を今更。あいてっ。」
「・・・。」





「・・・あのさ、ダーテングの話、聞いた?」
「ああ・・・戻ってきていないという話か。
・・・それより、お前ら。さっき協会・・・まあ、連絡所な・・・
そっちに行って、救助依頼を探していたらだな、
掲示板の前や連絡所の中じゃ、FLBやお前らの話で持ちきりだったぞ。」
「「え?」」
「お前らに関しては、『若さとは対照的に、依頼の解決スピードと、快く引き受けるという対応』で密かに人気らしい。
『いつか追い越されちまうな』とか漏らす奴もいたな。」
「・・・それって、結構ほめられてる・・・!?」
「そうだな。俺らの話は、当然だけどちっとも聞こえやしないけどな。」
ボク達は嬉しくなって、互いの手(足)をコツンとぶつけ合った。
「しかし、まだ上には上がいる。その代表格がFLBだ。」
カシが念を押すように付け加えた。
「だからこそ、がんばるんだ。ねっ。」
「もちろん。」
「それで・・・お前らはどこへ救助に向かうんだ?」
「えっと・・・“ちんもくのたに”。」
「いいっ!?・・・そこ、怪物がいるって噂・・・あ。」
噂好きのハスブレロがうっかり禁句(?)を口にする。

もちろん、禁句というと・・・(ある方向を見る)


バンしか反応する者はいない。
「(カタカタカタ......)」
「?;」
「(カタカタカタ............)」
「・・・今の禁句?」
「ああ・・・うん。;」
「(ガタガタガタ・・・)」
「はい、リンゴあげるから行くよ。」
「わーいっ!・・・ってえぇぇぇ!?」
「・・・ハァ;(ため息)」
「はい、了解ね。さー行こう。」
「えっ、ちょ、ちょっと!?待ってってばぁ!!」
ハスブレロにもため息をつかれた所で、さっそく出発。


―ちんもくのたに―

ボクは、「絶対に行きたくない」と抵抗するバンを引きずって歩いていた。
「お、お願いだからぁ・・・。」
「今さら遅い。」
「う~・・・。」
「だってさ、ワタッコに依頼を受けたんだから。しかも直接。
・・・つまり、ボク達を信頼して頼んできたんだよ。これを受けなくてどうする。」
「でも、怪物が・・・。」
「あくまで噂なんだし、『いないかもしれない』って事も考えられるでしょ?」
「まぁ・・・。」
「だから、大丈夫。」
そうやってバンを落ち着かせて、ボクは階段の1段目を踏みしめた。





―ドォン・・・!ゴロゴロゴロゴロ・・・
「ひいぃっ!?」
「・・・今の、雷だね・・・。」
「ダメ、かみなりはダメ・・・!」
「バン、耳貸して。」
「え?」
「・・・もしかしたら、相手が電気タイプの技を使うかもしれないから、バンにも頑張って欲しいんだ。」
「え・・・む、無理。」
「・・・強制連行。」(ズルズルズル・・・)
「わーっ!ちょっと、無理だってばぁっ!」

しばらくすると、バンが何かを思い出したらしい。
「・・・そういえば、この辺りって雷がよく鳴るような場所じゃないって
聞いたことがあるけど・・・。」
「そうすると、相手は電気タイプの可能性が高いよ。・・・大丈夫かな・・・。」
「ぼ、ボクが戦うの?」
「『が』じゃなくて、『も』だから大丈夫。」
「言ってること、矛盾してるよ・・・。」
「うん、今気づいた。」
「そんなあっさり・・・。」
「でも、これだけは確かだから・・・お願いね。」
「はぁい・・・。」

それでも、不安なことがある。

雷を起こせるような相手に、ボク達では歯が立たないかもしれない。

そんな気がしていた。

・・・ボクまで不安になったら、バンが余計に不安がる。

我慢だ、それは。


そんなこんなで、

ちんもくのたにの奥までたどり着いた。

「・・・ワタッコ!大丈夫だった!?」
バンがワタッコのもとへ駆けつけ、すぐにボクも追いつく。
「ボクは平気です・・・でも、ダーテングさんが危ないんです・・・!」
「え?・・・わかった、そこで待っていられる?」
「は、はい!」
ボク達は大急ぎでダーテングのいる場所へと走った。


そして、そこにはダーテングがいた。

なぜか、傷ついていた。


後半へ続く
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  1. 2008/04/07(月) 15:44:22|
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