ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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都会編 第22話「決戦 前編」(22-C)

ひとまずこれで前編は終了です。
中編はフルにとっての、後編はリル達にとっての「決戦」になります。

表現に悩んでたらきりがないですが、
今度は珍しくフルがよく喋りますし、まともな戦闘シーンになりそうです。
そしてまた更新が・・・という事態にならないように頑張ります;

でも、これで久々の本館更新だ・・・(涙
西の大陸編も第7話がオリジナルストーリーなので悩んでます。
大体のプロットは出来てるんですけどね・・・。
血の臭いがした。


「ッ・・・く、ぅ・・・!!」

ボク達の目の前には、脇腹にリーフブレードを受けた・・・エカルがいた。

「エ・・カル・・・!?」

「リル達、っく・・・大丈夫・・・?」

鋭い刃となったしっぽを差し込まれ、エカルは、立っているのがやっとだった。

「ッ・・・やめろッ!!!」

フルがリーフィアに飛びかかった。表情には、焦りと怒りが混じっていた。


・・・でも、


「あぐッ・・・か、ぁ・・・・・・」

深く差し込まれた刃は、エカルの意識を奪った。

「・・・エカル・・・・・・?」

倒れたエカルの前で、呆然とするフル。

すると、リーフィアが口を開いた。

「ふふふ・・・血の臭いって、良いね・・・」

それを聞いて、フルがリーフィアを睨んだ。

「・・・だ・・・・・・」

それでも、リーフィアは不敵な笑いを見せている。

「わかるよね・・・もう1人の僕でも、無理だって事を」

「・・・嘘だ・・・!!!」


さっきと同じくらいの殺気を感じた。


「っ、フル・・・!!」

「離れてて!!」

フルを止めようと近づこうとしたら、怒りに満ちた眼で止められてしまった。


「許さない・・・絶対に・・・!!」

「ふふふっ・・・だからどうしたって言うの?」


ボク達には入れない領域だった。

思考を止めるくらいの殺気が、2人から放たれていた。


「さて、弱虫くんにも退場して貰わないとね。

 メインディッシュは、最後に取っておかないと・・・」


「もう、弱くなんかない・・・」


「僕が彼女を楽にしてあげたとき、呆然としていたのに・・・?

 っくく・・・面白いねぇ・・・」


「ふ・・・ふざけるなあッ!!!」


―ガッ!!

2人のリーフブレードがぶつかり合い、つばぜり合いの後、距離を置いた。


「負けてたまるか・・・」


ボク達には、見守ることしかできない。


とてつもない力を持った2人に割り込めないから、

ボク達は、目の前で倒れたエカルを気遣うことしかできない。


少なくとも、あのリーフィアとボク達が戦ったところで、勝ち目はない。

それどころか、シャルにも勝てないかもしれない。


だから、


ボク達には、フルが勝つのを祈ることしか出来なかった。


(第23話へ続く)
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  1. 2009/04/30(木) 01:26:23|
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