ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

都会編 第21話「その日 後編」(21-B)

続き出来ました-。続々と伏線を回収してます。

核心に触れるセリフを省略しすぎて、
自分で「伏線引っ張りすぎだろ」と思いつつもそのまま書いてしまうこの手。
まあ、EDまでにはフル達に関わる謎もわかると思います。

中央大陸の国名は思いつかなかっただけですが


P.S.
設定をまだ書いていないブレズですが、
一応三十路前後のおっさんおじさんのつもりです

「・・・どういうこと?」

思わずボクは、フルに聞き返した。

「理由は・・・リルとルクの『波導』が、一致したこと。

 『波導』というのは、エスパー能力とは異なる、

 ポケモンや人間など・・・生命が持つエネルギー。

 通常は微弱なもので、まれに、それを使うことの出来る者もいる」

「リル達のはまだ微弱だから解りづらかったけど、教えて貰って確信したの」

フルの言葉に、エカルが付け加えた。

「・・・バンも、それが『覚醒』した。

 “はどうだん”を使えるタイプを、ボク達は、『放出型』と呼んでる。

 バンはそのタイプ、ということ。」

「じゃあ、他にもあるってこと?」

「うん。わざを強化できる『強化型』、周囲の対象の波導を強める『共鳴型』もいる。

 他にも、あるんだけど・・・。ゴロ、キミも、波導の持ち主・・・みたい」

「え?」

「・・・ゴロが?」

「バンが波導を持っているのは、見かけたときから、解ってた。

 ・・・でも、予想よりも、『覚醒』が早かった。

 それを引き起こしたのが・・・ゴロの、『共鳴型』の波導だった。

 例えば・・・『ひょうせつのれいほう』の時、

 バンが“はどうだん”を放つとき・・・体が、熱くなかった?」

「そういえば・・・」

「その前にも、そういう傾向はあったと思う。徐々に、『覚醒』が起きている。

 ・・・敵も、それを察知した、みたい。

 だから、恐らく・・・ゴロ達も、狙われてる」

「・・・うん、薄々は気付いてた」


すると、ずっと黙っていたソードが口を開いた。

「・・・あー、少しは解ったけど、

 さっき、エカルは何を耳打ちしたんだ?」

「・・・それも、話すべきだね」

「そうね・・・ブレズにもちゃんと説明しないと」

「うん・・・ブレズには、ずっと黙ってたしね。

 まず1つ。ボク達は、人間である、ということ」

「人間・・・?」

「そう、本来この『世界』にはいない、異世界の住人、と言ったところかな」

「・・・さっぱりわからん」

「・・・まあ、そうだろうね。でも、これを説明しないと、

 リル達の件の、説明が付かない」

「それに、私達の年齢のことも、変だと思わない?

 会ってからもう既に20年は経ってるでしょ?」

「確かに、気になってはいたが・・・」

「異世界ではこっちに比べて時間の流れが遅いせいなの。

 だから、実年齢もまだ17よ」

「・・・ここまで大丈夫?」

「いや、全然大丈夫じゃない」

「それで・・・本題に当たることだけど、

 まわりくどいのはやめて、率直に話すよ。」

「・・・むしろその方がありがたい。」

「じゃあ、話そう。

 これは、リル達にも言ってなかったけど・・・」

「ボクは、中央大陸の――国の、国王なんだ」

「・・・!?」


(続く)
スポンサーサイト
  1. 2008/11/17(月) 01:28:52|
  2. 都会編
  3. | コメント:0
<<拍手&私信・・・! | ホーム | 都会編 第21話「その日 後編」(21-A)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。