ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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擬人化小説「Countries' Gate」 第1章 第2幕

ナレーションだけ色を付けてみるテスト。
ナレーションの口調の書き分けも研究せねば。


《※注意》
ポケモン擬人化小説です。
擬人化が苦手・嫌いな方はスルーすることをお奨めします。
第1章 第2幕



「(・・・尾行されてる?)」

私がそのことに気がついたのは、宿に戻る時だった。
もう夜も更けてほとんど人がいないはずなのに、空気の流れが違う。
タロットでは、何か悪いことが起こるとあったけど、
このことが関係してないことを祈るしかないわね・・・。


「それじゃ、おやすみー」
「お休みなさい」

他のみんなが寝静まった後、こっそり外に出ることにした。

 ―・・・カチャ。

ドアを静かに閉め、精神を集中させる。

「(・・・いるわね。)」

相手はこちらに気付いていないみたい。
・・・テレポートで近づきましょう。


 ―ギシッ・・・

「・・・!?」
「何かご用?」
黒い衣服に身を包んだブラッキーの男は、突然現れた私に驚いた様子だった。

「・・・・・・」
「待ちなさい」
その場を去ろうとする彼(ブラッキー)を、私は引き留めた。
「・・・あなた、酒場にもいましたよね?」
「だから何だ」
「昨日から、何か嫌な予感がしているの。
 それに、あなたが関わることになるかどうか・・・
 まだ、それが見えていない。けれど、何かが起こる」

私は真剣な目で彼を見つめた。


「あなたが私たちに危害を与えるのなら、全力で抵抗します。
 何もないのなら、何もしません。・・・それだけです」

そういうと、彼は口を開いてこう言った。
「俺も、同じ情報を聞いた。
 そして、言うことはお前と同じだ」
「・・・」
その場を立ち去った彼は、宿を出て外の闇の中へと消えていった。


翌朝。

私は、彼のことを話すか決めかねていた。
なぜか、まだその「出来事」が見えてこない。
不確定要素があまりにも多いのかしら・・・。

少なくとも、悪いことであることは伝えるべきね。

それにしても、彼の言葉から推測する限り、
彼も私たちに対して警戒心を抱いているのは確か。
下手に行動したら、攻撃をされるかもしれない。
彼が動くのか、それとも、第3の存在があるのかしら・・・?


朝食後、宿を出て祭りへ行くことにした。


「・・・というわけなの。どんなことかははっきりしないけど、
 くれぐれもお互いが離れすぎないようにしましょう」
「りょーかい」
「はーいっ」

そのときに、占ったことから解ること全てを話した。

・・・でも、彼のことは言わなかった。
彼自身、違和感を感じているような表情だったけれど、
私も、彼の態度もそうだけど、占いの結果がはっきりしないことに違和感があった。


(今までにない形の、「何か」が、起こるかもしれない。)

胸騒ぎを覚え、そう1人つぶやいた。






「さぁーて、なに買おっかなー♪」
街は賑やか、空は快晴っ!これはもう絶好の買い物日和!
お金はあんまり無いけど、この後の旅のためにも、
何か役立ちそうなものとかも欲しいしなー。

「エリフ、勝手に行かない」
カレン姉ぇが手首を掴んで引き留めてきた。
「ちぇー」
「あのね、あなたが買ってきたものでろくな物が無かった記憶しかないの;」
「うぅ・・・ごめんなさい・・・;」

失敗談を話すと結構多いし、長くなるから言わないけど、
・・・うん、あたしって結構感覚が変みたいなんだよね。
その度に怒られるけど、買い物してるときはテンションが上がっちゃって・・・。


「とにかく、まずは食料ね。今だったら少しは安いはずね」
「はーい」

みんなで歩き始めたとき、ふと左の方に黒い影が見えた。
妙な違和感があったけど、少ししたらそんなことも忘れて食べ物に目が移った。




「・・・異常なし、か」
一応買い物をしながら奴らの様子をうかがう。
しかし、何も起きない。

一体何が起こるって言うんだ?

そうつぶやいたとき、耳元で誰かが通りがけに囁いた。


「・・・見つけた」

背筋が凍るような感じがした。
すぐに目で追うも、既に人混みの中に隠れてしまった。

・・・まさか。
ふと不安がよぎったが、俺はすぐに任務に戻った。
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  1. 2008/10/24(金) 01:00:46|
  2. 擬人化小説
  3. | コメント:0
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