ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

田舎編 第21話「旅の最後 後編」(前半)

戦闘シーン・・・ゲームでは単にぶつかり合っているd(ry

―ひょうせつのれいほう おくち―


「・・・奥まで・・・来たよね。」

「ああ・・・ここのはず。」

「・・・キュウコンは・・・どこだろう・・・。」

吹雪の中だから、視界が悪かった。

でも、確実に「いる」。

確信はあった。


「やっとみつけたぞ。」

「お、あそこか。」


―あくまでカンだけどよ・・・まだ、嫌な予感がする。


途中で、ソードがそうつぶやいていた。


それが、本当になってしまった。



「・・・フーディン・・・!!」

「やれやれ、やっと追いついたぜ。

 おかげでこんな遠いとこまで来るハメになっちまった・・・。」

「まあそう言うな。バンギラス。

 やっとここでケリをつけられるんだ。

 俺は、戦いたくてもうウズウズしてたんだぜ。

 バン、アリタ。悪く思うなよ。俺は容赦しないからな。」

逃げようにも、逃げ場所はない。

ここで、戦うしか・・・ない。


「ゴロ、プラ・・・。

 出来ればこうなりたくなかったが・・・これも運命だ。

 平和をもたらすことが、ワシたち救助隊の使命なのだ。

 ワシたちは、オマエを全力で倒す!!


  いくぞっ!!」


ゴロにはボクとリル、ソードが付き、プラにはアリタとグレイシアがついた。

そして、それぞれフーディン、リザードンと戦いを始めた。

 

 


・・・ルクは、


「逃がさねぇっ!!」

音だけを頼りに、バンギラスから逃げ回っていた。

「・・・はぁっ・・・はぁっ・・・!」

必死に、ガケづたいに逃げる。

「・・・きっと・・・・・・上だ・・・!!」

ルクは、走りながら顔を上げた。


そして、ガケへと飛び上がった。



一方、プラ達は、

「熱い・・・。」

「くそっ・・・強ぇ・・・。」

「アリタには悪いが、こうしないといけないんだからな。

 グレイシアも、長い付き合いとはいえ、失望したぜ。」

「その言葉、そっくりお返しするわよ。・・・よくただの噂を信じられるわね。」

「本当だったらどうすんだよ。」

「絶対にあり得ないわよ。」

「どうしてだ?」

「・・・じきに、解るわよ。」

「フッ・・・そうやって時間を伸ばそうとしても無駄だ!“かえんほうしゃ”!」

「“あられ”!」

「チッ、『ゆきがくれ』か・・・。でも、プラをほっといていいのか?」

「そんなこと言っている暇があったら、背後を気にしたらどう?」


そして、ボク達は・・・

「く・・・っ・・・!」

ゴロが、また一人で戦って、とうとう動けなくなった。

「ゴロ!」

「・・・もう、こうなることぐらい、解ってた。」

「ダメだよ!諦めないで!!」

「バン・・・言っただろう、『これも運命だ』と。」

「・・・そんな運命には、させない・・・!!」


また、体が熱くなった。

ライメイのやまの時も、

さっきのラプラスと戦ったときも、

同じ感覚がした。



間違ったものに対する怒りや、

『ゴロを、守るんだ』という、強い気持ち。

その気持ちが、ボクを動かしていた。



これ以上、失いたくない。

だから、必死だった。


後半へ続く
スポンサーサイト
  1. 2008/05/18(日) 21:46:11|
  2. 田舎編
  3. | コメント:0
<<田舎編 第21話「旅の最後 後編」(後半) | ホーム | 都会編 第20話「その日 中編」(20-C)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。