ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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都会編 第18話「2学期」(前半)

前半:旧95~96話/後半:97~99話からお送りします。
短いけれど、平和な時間が訪れて・・・。
「おっせーぞ、テメーら。」
「「ごめん;」」

今日から2学期になり、
ボク達は学校へ行く支度を終え、今からバスに乗る所だった。

「俺も徹夜してたからさ、眠いのは解るんだけどよ、
 遅刻ギリギリのバスに乗るハメになった原因は誰だ?」

「「は~い・・・;」」

ソードに聞かれ、揃って前足を上げる。


遅刻ギリギリ、というのも、

長旅のせいで宿題をほとんどやってなくて、
残された5日間はずっと、その宿題に追われて、
寝る時間が旅の間より遅くなったから。

で、結局ブレズさんに叩き起こされたとき、
かなり急いでギリギリ、という時間になっていた、というわけ。


しばらくソードの説教を受けながら待っていると、
そのバスがやってきて、ボク達は大急ぎで乗り込んだ。

バスの中でルクがうとうとしているのを見て、
ボクもついあくびが出そうになる。

すると、ソードがにらみつけてきて、
ボクはとりあえず苦笑いして返す。

ルクの頭には大きめのバンソウコウが貼られ、それを見て、
『あの時』にルクがキュウコンの背に乗って戻ってきたのを思い出す。


「・・・ソード。」
「ん?」
「あの時は、ありがとう。」
「・・・まーな。」
ソードは得意げな顔で答えたあと、
「でも・・・リル達も、ありがとう。」
「「・・・うん。」」
そう言って、お互いに笑みがこぼれた。
 


「おっはよー!」

教室に入るなり、ウィンが大きな声で挨拶してきた。

「「おはよー・・・」」
「おっす。」

まだ眠気が残っているせいか、力のこもらない挨拶をするボク達。
ソードは普通だったけど。

「あれ?ケガしちゃったの?」
「「色々あってね・・・」」
「大丈夫?」
「「うん。」」
「・・・あははっ、この間よりハモってる!」

ウィンが大きな声で笑うもんだから、こっちは恥ずかしくなって、
『あー、うん・・・そうだね。』とボクは苦笑いしながら言った。

他のみんなも、夏休み前と変わらない様子だった。



ただ、一つだけ違ったと言えば、

それまではあまり知られていなかったけれど、

ボク達が、『あの時』の事件に巻き込まれたイーブイだって事が、

みんなの間で噂になっているらしい。

きっと、兄弟からそんな話を聞いたんだろうと、

ボク達は思うことにした。



もう、覚悟はしているんだ。


ボク達を襲った組織と、


ジャルさん・・・


いや、シャルと、戦うことになるのは。
 



後半へ続く
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  1. 2008/04/26(土) 06:02:44|
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