ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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都会編 第16話「託された希望」(後半)

ここはここで、夢中で書いてました。
「もう・・・ダメ、なのかな・・・」




そうつぶやいた時だった。

「・・・遅れて済まない。ルク。」
「・・・!」

なぜか、懐かしい感じがした。

会ったこともないのに。

「お前が来るのを待っていたぞ。 ・・・まずは、私の力で傷を癒そう。」

ひょいっ、とそのポケモンの背中に乗せられた。

温かくて、心地よかった。

痛みも、すぐに消えていった。

「・・・ありがとう・・・」
「もう平気か?」
「・・・うん。・・・もしかして・・・」
「ああ。私がキュウコンだ。」

やっぱり・・・!

「用事はもう解っている。さあ、急ぐとしよう。」

そう言うと、キュウコンはボクを乗せたまま駆けだした。



9本の尾でボクを温めながら、キュウコンが話しかけてきた。

「寒くないか?」
「・・・うん。」
「・・・用事のことは、エカルから聞いている。」
「!・・・エカルから・・!?」
「そうだ。・・・ただ、
 『そのポケモン達が疑われたとしても、
  あまり知られていないわたしが言って、信じてはもらえないから』
 と、エカルは言っていたがな。」
「だから、わざと・・・」
「・・・ここまで、連れて来たのだろう。」
「・・・。」

 

「しかし、私の関わったことが、そんな悪事に使われるとは心外だな・・・。」
「え・・・それって・・・?」
「すぐに、説明する。・・・それより・・・波導を、感じる。」
「・・・『波導』?」
「まれにポケモンが使うことの出来る、特殊なエネルギーのことだ。」
「・・・?」
「まずは、そこでの戦いを止めなければ・・・」

キュウコンが、スピードを上げた。



「待て!!」


キュウコンがそう叫びながらガケから飛んだ瞬間、

目の前で、何かが、ものすごいスピードで通り過ぎていった。

すぐに、キュウコンがガケの下に降り立つと、ボクを背中から降ろした。


息を荒げて、肩で息をしているバン、

傷ついて弱い息づかいになっているゴロとプラ。

慌ててボクの方に駆け寄ってくるリル、ソード、エカル。

さっきまで戦っていたらしいFLBの3人組。


・・・なんとか、間に合った。





そして、キュウコンが伝説の真相を語った。


元々は、サーナイトを連れて行動していた人間が、

わざとキュウコンの尾をつかみ、その人間がたたられそうになった。

その人間を守るために、身代わりとなってサーナイトがタタリを受けた。

 



キュウコンは、さらに続けた。


たたられてしまったサーナイトを見かねて、

その人間に、『サーナイトを助けたいか?』と問いかけたけれども、

その人間は、卑怯なことにサーナイトを見捨てて逃げてしまった。


そして、その人間はポケモンに転生して、

今も生き続けている、とキュウコンは語った。





「・・・して、その人間とは?

 その人間とは、誰のことなのだ?」

フーディンが、キュウコンに問いかけた。



あまりの緊張のせいか、みんなは息を潜めていた。








「プラ・・・そして、ゴロ。





 ・・・安心しろ、オマエ達ではない。」





―・・・!

 


第17話へ続く
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  1. 2008/04/15(火) 16:54:39|
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