ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

田舎編  第16話「ほのおのやま」(後半)

そんな後半です。そしてプラ崩壊のお知らせです。
『よかろう。山の怒りは、私の怒り・・・!』


その「声」の主が、姿を現した。

「マ、マジかよ・・・。伝説の、ポケモン・・・ファイヤー・・・。」
「え!?・・・アリタ、本当・・・?」
「・・・ああ、」
「その通りだ。・・・私の名はファイヤー!炎の化身!
 山を荒らす者は許さない!」


  ―覚悟!!



「うわああっ!!!」
「プラ!!?」
「これは・・・“ほのおのうず”!」
「プラ、ツルを伸ばせ!」
「だめ・・・これだと焼け切れちゃう・・・。」

プラの苦しそうな表情が、渦のすき間から見える。

「・・・ボクが行く!」
「バン!!」

どうにか、あの中にいるプラをはじき出せれば・・・!

「そうはさせない!“つばさでうつ”!!」
「うわっ!!」
攻撃が直撃して、ボクの体は地面にたたきつけられた。

・・・だめだ、誰かが気を引かないと・・・。

「これならどうだ!しばりだま!!・・・って、あれ・・・!?」
「そんな小細工が通用するとでも思ったか?」
「くっそ・・・!!」
「アリタ、こうなったら・・・!」
「大元を倒せってか?プラ、どうにか耐えててくれ!」
ゴロがアリタに呼びかけると、アリタも答えた。
「「それじゃあ・・・“みずでっぽう”!!」」
「ぐっ・・・!!」

すると、ちょうど渦の勢いが弱まって、プラの姿が見えた。


「大丈夫か!?」
「は、ははは・・・。」
「(・・・ん?なんかおかしいぞ?)」
「すごく熱かったよ・・・。」
「(あ、さっきのフラグって・・・。)」

「仕返し・・・。」



プラから何か黒いオーラのようなものが見えた気がしたのと、

攻撃が放たれたのは同時。


「アハハハハハハハハハハハ!!!!」(壊れた)
「イタタタタタタタタタタタ!!!!?」


「南無・・・。(合掌)」
もう突っ込む気力もなくなったので、とりあえず全員で合掌。

ちなみに、

直前でれんけつばこを使って、
“つるのムチ”→“はっぱカッター”→“タネマシンガン”と連結したらしい。





その後のN氏の証言。
『・・・アレはもう、鬼神でも降臨したかのような光景だったな・・・。』






というわけで、プラが放った、容赦の「よ」の文字もない攻撃で、
なんとかファイヤーに勝った。

さすがにその後、プラがコテンと倒れたわけだけど。

そして、ふもとでグレイシアが言っていた事が、ようやくわかった。
「・・・やっと思い出した・・・。ファイヤー・・・覚えてないの?わたしだよ。」

「・・・まさか、エカル・・・?」




お互いの傷を治し、ようやく落ち着いたところで、話をする事にした。

「そうですか・・・ずいぶんと大きくなったのですね・・・。」

最初の口調とはうってかわり、物腰の柔らかい口調で話すファイヤー。

「私もファイヤーの姿を見て、『なんか引っかかるなぁ・・・』って思ってたんだけどね。」
「進化しているとは知りませんでしたから・・・。」
「え?アイツから聞いてない?」
「いえ、何とも言ってませんでしたよ。
 フルは『本人が来るんじゃない?』と言ってましたけど。」
「あ~い~つ~・・・どんだけ自己中なのよ~・・・!!」
「・・・。(苦笑)」
「で、そんなことより、とりあえず言っておかなければいけない事があるの。」
「・・・何でしょうか?」

エカルは、同意を得るようにボク達を見て、
ボク達も頷いて返した。

「・・・この子達、一応救助隊として活動してたんだけど、 訳あって、今追われてる所なの。」
「・・・はい。」
「この子達は、この自然災害を止めたいと思ってるけれど、 追われてるからまだ無理なの。」

「・・・元の生活に戻れたら、絶対に止めてみせるから!」

気が付けば、ボクの喉のところまで出かかっていた言葉が、口をついて出ていた。

「・・・お願いしますよ。」
「・・・わたしも、一救助隊として、同じ気持ちではあるんだけどね・・・。」


「「「「「「・・・・・・え?」」」」」」
ボク達、アリタ達、リル達が揃ってエカルの方を向いた。
「な、何よ?・・・どうしたの?」


・・・だって、初耳だから。

「いや、1ヶ月以上前からいたオイラ達でも知らなかったぞ。」
「・・・あ~・・・たまにしか依頼を取りに来なかったから・・・。」
「噂くらいなら聞いたけど、リーフィアの事くらいだし・・・。」
「私が取りに行かせちゃってるしね・・・。」


・・・とまぁ、エカルのおかげで山を通らせてもらえて、ファイヤーとも約束をした。
ついでに新事実も発覚した所で、ボク達は先に進む事にした。



第17話へ続く
スポンサーサイト
  1. 2008/04/15(火) 16:50:29|
  2. 未分類
  3. | コメント:0
<<都会編 第16話「託された希望」(前半) | ホーム | 田舎編  第16話「ほのおのやま」(前半)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。