ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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田舎編  第16話「ほのおのやま」(前半)

都会編が、編集の関係でストーリー進行が早いので、
これを補完しようおすると、後出しじゃんけんみたいな気分です。
しかも後出しのくせに勝ちは無さそうな。
ほのおのやまのふもとまで来たとき、危うく追いつかれそうだったのを、
入り口の脇にあった洞窟に逃げ込んで、どうにかやり過ごした。

・・・のはいいものの、そこも小さなダンジョンになっていて、
少し戸惑いながらもすぐに突破した。

「・・・さて、どうしようか。」

あんまり長居は出来ない。
それを考えると、今すぐ行った方がいい。

すると、
「そーいや、あの人元気かなぁ・・・。」
と、グレイシアがつぶやいた。

「誰?」
「名前は忘れたけど、小さい頃に面倒を見て貰った事があって・・・。
 フルなら覚えてると思うけど・・・たまに会ってるみたいだし。」
「へぇ・・・でも、大丈夫?」
「何が?」
「・・・暑いし。」
「あ~・・・それ言っちゃ、余計に暑く・・・はあぁぁぁ~・・・。」
エカルはそう言って地面にへたり込んだ。
「ちょ、ちょっと、先に進まないと・・・!!」
「はいはい・・・わかったから・・・。
 でも、タイプがタイプだから、暑いの苦手なのに・・・。」
「だって、ここしか通れなさそうなんだもん・・・。」
「・・・はぁい・・・。」


―ほのおのやま―


まぁ・・・タイプで言えば、プラも同じわけで・・・。


「ダネェ・・・;」
「大丈夫・・・じゃないよな。」
「あ~づ~い~・・・。」


ボクは炎タイプである上に、マグマの上も歩けるので、
特に問題はなく、マグマの上でのバトルもこなした。

「「「「「「いいよね、炎タイプって。」」」」」」
「え、何その目は?」

ものすごく恨めしそうな視線を一気に浴びつつ、先に進む。




ゴロやアリタは水タイプだからまだいいとしても、
リル達は、こういう暑さは苦手らしい。

そもそも炎タイプが苦手なプラとグレイシアは、

「「あははははは・・・。」」

もはや違う世界に行ってしまいそうな状態に。

「こ、ここを抜ければ大丈夫だよ、きっと!」

ボクが必死に説得しても、

「(またさっきの視線・・・;)」

どうにもならないようで。



そして、歩き続けること数十分。

アリタがこんなものを拾った。

「・・・“タネマシンガン”?・・・ってことは、」
「ダネ・・・?ってちょっとそれ貸して!」

目にも止まらぬ速さでアリタの元に駆け寄ったプラ。

「キ、キター・・・・・・。」

ツルでガッツポーズをするプラ。

「(・・・あ、これってもしかして何かのフラグ立ってる?)」

と考えているアリタの横で、さっそくそのわざを覚えたプラ。


ちなみに、アリタの予感は、

あながち間違いではなかったのかもしれない。



というわけで、山頂に到着。





―ほのおのやま さんちょう―

もう火口に近いせいか、熱気がすごく、

プラとグレイシアは、もう別世界にいるし、

リルとルクは、歩き続けたせいもあってもうヘトヘトだし、

ゴロとアリタは、肩で息をしている。

いくらボクでも、この暑さは辛い。


「・・・ここが山頂、かな。」
「あー、疲れたぁ・・・。オイラでもさすがにきついぜ・・・。」
「「・・・早く行こう・・・。」」
「「・・・。(昇天)」」

・・・最後の2人組はもう限界点を突破したらしい。


どうにかプラ達(の意識)をこっち側に戻したあと、

ゴロが異変に気付いた。

「・・・誰かいる!」

ゴロの頭のヒレで、その居場所を探る。

「熱気でわかりづらいけれど、すぐに行った方が良さそうだね・・・。」
「リル達は大丈夫?」
「少し休んだから平気・・・。」
「じゃあ、行こうか。」


その時、


『待て!!』
「・・・!」

ゴロの予感が的中した。
急に辺りが暗くなり、その「声」はさらに続けた。

『山の叫びが聞こえる・・・。
 苦しくて、悲鳴を上げているのだ・・・。
 オマエ達なのか!ほのおのやまを苦しめるのは!』
「違うよ!オイラ達じゃない!
 オイラ達、たまたまここを通ろうとしただけだよ!
 そういうアンタは誰なんだ?姿を見せろ!」



後半へ続く
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  1. 2008/04/15(火) 16:45:38|
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