ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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田舎編 第15話「ぐんじょうのどうくつ」(後半)

新キャラを出しても、その後で生かせるかどうk(ry

・・・で、結局一緒に行く羽目に。

「はぁ・・・;」

緊急事態だってこと理解してるのかな・・・。

追われてるのに、いきなり野次馬ですか。


ボクも気にならないわけではないけど、

この先が行き止まりだったらどうするのさ・・・。

後先考えてよ・・・。


その声も大分近づいてきたし、もう遅いか。




その部屋の前についた。

・・・耳が痛い。


入り口の横から、部屋の中をのぞき込む。
下からプラ、アリタ、ボク、ゴロ、リル、ルクと乗っかっていく。
(グレイシアは「うるさいから」と、耳をふさいでいる。)


・・・でもさ、アリタから上は横向きになってのぞき込んでいるから、
ものすごく腰が痛いんだけど。

一番下じゃなくても、結構体重がかかる。

ちなみに、一番下のプラは、
「ダネェ・・・。(平然)」
・・・大丈夫そうで何より;


でも、口げんかの内容が、

『きのみの取り合い』だったと知ったときには呆れた。


・・・で、

「「・・・あ。」」

見事に見つかって、気まずい雰囲気に。



「・・・まぁ、その・・・何だ?」
「恥ずかしい所を見せちゃって・・・。」
「い、いや、別にそれは・・・。」
申し訳なさそうな、というか恥ずかしそうな表情で話すニドリーノとニドリーナ。
そして、それに答えるボク。
「・・・でも、さすがに大声を出し過ぎた、ってのはあるよな;」
「そうね・・・;」
「ところで、オマエらは何者なんだ?」
「えっと・・・一応救助隊だけど・・・。」
「『だけど』って、なんかあったのか?」


ボク達は、事のいきさつを簡単に話した。





「はぁ・・・だから追われてるんだ・・・。」
「辛いのも当然だよね・・・。」
「うん・・・。」
「で、まだ追われてるんだろ?」
「あ、うん・・・。」
「なら、抜け道があるぜ。急いで行けばだいぶショートカットになるぞ。」
そう言うと、ニドリーノは部屋の奥の方を指し示した。
「え、いいの?」
「なぁに。困った奴らを助けるのが救助隊なんだろ?なら、その逆だってアリじゃないか。」
「確かにそうね。じゃ、ついてきて。」
「ありがとう。」



しばらく、少し狭い抜け道を駆け抜けると、

ぐんじょうのどうくつが少し遠くに見えた。

「このまま進めば、『ほのおのやま』ってところに行ける。
でも、そこは迂回して進んだ方がいいと俺は思うぜ。」
「・・・何で?」
「山の神様は、最近の災害のせいでお怒りだからな・・・。」
「でも、逃げる必要があるなら、抜けた方がいいわ。」
「・・・うん。」
そう話していると、ゴロが前に出た。
「バン、みんな、行こう。」
「そうダネ。・・・先に進もう。」
「じゃあ、ここで・・・。ありがとう。」
「どうってこたぁねえ。それより、もし救助活動に戻れたら、俺たちも誘ってくれ!」
「そうね、私もそうしたい!」
「うん、約束するよ。」
「頑張って、真実を見つけてくれ!」
ニドリーノのツノとボクの腕をぶつけて、誓い合った。

「それじゃ、また!」
「頑張れよ!」
「頑張って!」


こんなちょっとしたことから、友情が生まれる。

ゴロとの出会いも、そんな感じだった。

ゴロは、こんなボクを信頼してくれてる。

なら、今度はボクがゴロを助ける番なんだ。
 


第16話へ続く
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  1. 2008/04/13(日) 20:12:42|
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