ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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田舎編 第15話「ぐんじょうのどうくつ」(前半)

パートナー視点で書くのも楽しいです。
そんな「ぐんじょうのどうくつ」編。

・・・あれから3日が経った。

ボク達は毎日、

夜遅くまで歩いて、

朝早くにすぐ出発した。


・・・ゴロを、守るため。

ゴロを、信じてるから。

だからこそ、決意して、ここにいる。


今まで接してきて、ゴロの性格もわかってきた。

まあ、時々少し乱暴で、

周りにはのんきに見せてるけど、

本当は意外と繊細で、優しいから、

バトルはそんなに好きじゃないようにも見える。

でも、「誰かを助けたい」という気持ちはボクと同じだから、

「救助隊を作ろう」って言ったとき、受け入れてくれたんだ。


でも、こんな事になるなんて思わなかった。

ただでさえ不安定になってたときに、

疑われて、追われる身になってしまうなんて。


・・・だけど、

何で、証人がたくさんいるわけでもないのに、

みんなはあんなに簡単に、ゴロを疑えるの?

不安だから?

災害が、怖いから?

ゴロが、そういう風に見えたから?




そう考えこんでいるうちに、洞窟にたどり着いた。

「・・・たしか、ここは・・・。」



―ぐんじょうのどうくつ―



中は肌寒い。

元々ここは鉱山なんだろうけど、

空気が湿っているから、余計に寒い。

時々、奥の方から冷たい風が吹き込んできて、

その度に体を震わせる。



景色はきれいといえばきれいだけど、

今は、そんな事を考えている暇はないんだ。

急ぎ足で逃げてきているのに、

追っ手がすぐ後ろまで迫ってきているから。



寒さのせいもあってか、みんなは終始無言のまま。

時々襲ってくる野生のポケモン達は、協力して倒すけど、

その時でも最小限の会話しかしない。



寒い。

奥に行けば行くほど。

ボク達の足取りも、少しずつ遅くなっていた。

 

おそらく、30分くらいは歩いたころだった。

『・・・!・・・・・・!!』

・・・誰だろう。

ポケモンが襲ってきたわけでもなさそうだけれど、

・・・口げんか?

『・・・ら・・・・・に・・・・・・!!』
『・・に・・・・・んで・・・・!!』

相当な騒ぎ方してるな・・・。


・・・ん?

ちょ、ちょっと皆さん?

何で、みんな揃ってその声のする方向へ?

すみません、風が吹いてるのはこっちですけど?

あのー?

・・・・・・置いてかないでくださーい!!?



後半へ続く
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  1. 2008/04/13(日) 20:05:48|
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