ソのままの図書館。

管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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田舎編 第13話「伝説と疑念 前編」(後半)

ここはゲーム中で屈指の名シーンではないでしょうか?
初プレイ時にはハラハラしてたところです。

ポケモン広場から離れた道を、重い足取りで歩く。

「・・・今日は、救助活動はやめとくか・・・。」
「そう、ダネ・・・。」
「ボク達も、そうしようか。」
「・・・うん。」
「「・・・。」」
全員が、複雑な心境だった。


―もしかして、そのニンゲンは、ボクなの?
 自分を護ってくれたのに、サーナイトを見捨てた?
 そんな、自分勝手な、ニンゲンだった?―

ボクと、プラの頭の中では、その考えばかりが駆けめぐっていた。

―プラは、
―ゴロは、

―そんなことをするはずがない。それに比べて、ボクは・・・―


不安どころか、理由のわからない自己嫌悪にまで陥っていた。


―この災害の原因は、

      ・・・ボクなの?―


そう思ったときだった。
「プラ、「ゴロ、ゴメン!!」」
バンとアリタが同時に叫び、ボク達は我に返った。

「・・・ボク、それにアリタも、キミ達のことを疑ってた。」
アリタが、バンの言葉に頷く。
そして、バンがアリタの方を見て、アリタが再び頷く。
「・・・だけど、もう迷わない。ボク達は、ゴロとプラのこと、信じてるから!」
「うれしいけど・・・。」
言葉につまるボク達に、
「・・・ほら、元気出して。そうだ!今日は何か料理でも作ってみよう!」
急に張り切りだしたバンに引っ張られ、救助基地へと入っていくボク。
「よし、オイラも!」
と、アリタ達の方も同様な状況に。

不安はぬぐえなくても、

初めて食べたバン達の手料理が、温かかった。

・・・ちょっと焦げてたけど。





翌朝。

「はーい、ちょっとしつれーい。」
その大きな声に、起こされた。
「・・・エカル!」
ピクッ、と耳を動かして、ルクが起きあがった。
「またあいつからの伝言で、『ゴロやプラ達と一緒にいて』って言われたから来たけど、
・・・わたしには何でだかさっぱり。」
小さくため息をついたグレイシア、もといエカルは、
「・・・でも、わたしにも、なんか嫌な予感がするのよね・・・。」
「また・・・ポケモン広場に行ってみる?」
「・・・そうしようか。」
同時に出てきたプラ達と一緒に、ポケモン広場へと向かった。


そこで起きる出来事が、ボク達の運命を変える出来事に・・・

いや、もしかしたら、ここに来たからには避けられないものだったのかもしれない。

その出来事で、

  ボク達は、追われる身になったのだから。



昨日、あれだけにぎやかだったポケモン広場が、やけに静かだ。

「っかしーな・・・。」
「昨日はすごかったのにねぇ・・・。」

そう言うバンとアリタの後ろを、ボク達は歩く。

不安で、たまらない。


バン達には話していないけれど、

 夢の中に、「サーナイト」が出てきたから。

話を聞きたかったけれど、すぐに消えてしまった。

だから、ただでさえ不安だったのに、余計に不安になっていた。


そして、

「ん、なんか集まってるみたいだけど・・・。」
「行こう。」
ボク達は、広場の中央へと向かった。


 
第14話へ続く
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  1. 2008/04/13(日) 16:53:43|
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