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管理人のサイト「ソのままの空に」の小説保管所。最近は擬人化小説に浮気気味。

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田舎編 第13話「伝説と疑念 前編」(前半)

編集の都合上、今回から各話ごとのチャプター(?)分け(の数字)を無くしました。
前後半に分けるのに、チャプターを気にしてたらバランスが悪いので。

そんなわけで、第13話はいよいよキュウコン伝説編へ。
都会編は編集の関係でストーリーが若干早く進んでいますが、
こちらのほうもよろしくお願いします(?)

プラ達と会っても、やっぱり同じ気持ち。
でも、リル達は別のことが気になっているみたいだけど、今は聞く気になれない。

「・・・はぁ。」
ため息も同時についてしまうくらい、複雑な状況だった。

ただでさえ、この世界にフル(やエカル)という「人間」がいるだけでも変なのに、
ポケモンになってしまった、ボクやプラのような「元“ニンゲン”」がいる。
(フル達も、ポケモンに変身(?)出来るという点でも変なんだけれど。)

この世界は、変なことが起きすぎてる。

それが、もし、災害と結びつきがあったとしたら・・・。


それだけで、怖くなる。



「・・・なんか、広場がにぎやかだなぁ。」
アリタが、ポツリとつぶやく。
「行く?」
バンがそれに答える。
「・・・そうしよっか。」
「そうダネ・・・。」
ボクとプラも、それに賛成した。



「キュウコン伝説?」
「お前ら、こんな有名な昔話、知らなかったのか?」

・・・という、バンとハスブレロのやりとり。
以前からいるバンとアリタでも覚えていない話を、
ボク達が覚えているわけでもなく、
ハスブレロに勧められ、「ナマズンの池」で、長老に話を聞くことにした。

「・・・ほう、バンにアリタか。それに、ゴロと、プラだったかの。あと・・・?」
「あ、ボク達、以前この近くに住んでいたイーブイのリルと、こっちがルクです。」
「そうか。まあ、座りなさい。」
リル達も頭を下げ、池の岩場に座る。


最初は他愛もない話から始まって、
「それで・・・“キュウコン伝説”について、教えて欲しいんだけど・・・。」
「ふむ、“キュウコン伝説”じゃな?よし、話すぞい。」

始めのうちは、興味津々だった。

 


場所は変わって、とある森の奥。

そこに、「セレビィ」というポケモンがいた。

『・・・来たようですね。フル。』
「うん・・・話したいことが、あるから。」
『・・・・・・すみません。』
セレビィが暗い表情になり、静かにつぶやいた。
「?・・・何で、謝るの?」
『試練の始まりを、伝えられなくて・・・。』
「え・・・まさか、それって・・・。」
『今日が、その日なのです。』




再び、ポケモン広場。

「・・・。」

『聞くんじゃなかった。』と、ボク達は後悔した。


その伝説に、


“ニンゲン”が関わっていたのだから。





キュウコン伝説は、こういう話だった。

 むかーしむかし。キュウコンというポケモンがおったそうな。
 キュウコンのしっぽには神通力が込められており・・・
 そのしっぽに触った者には千年のたたりがかかると言われておった。
 ・・・にもかかわらず、ふざけてつかんだ奴がいたのじゃ。
 しかも、それは人間じゃった。

 案の定、しっぽをつかんだその人間は千年のたたりをかけられた。
 しかしその時、サーナイトというポケモンが人間をかばい・・・
 何と自らの身を犠牲にしてタタリを受けたのじゃ。

 サーナイトを見てかわいそうに思ったキュウコンは、人間にこう聞いた。
 『サーナイトを助けたいか?』と・・・。
 しかし、人間はサーナイトを見捨てて逃げてしまったのじゃ。
 そんな人間にキュウコンは失望し、そしてこう予言した。
 『いずれ、あの人間はポケモンに生まれ変わる。』


 『そしてその人間がポケモンに転生したその時、世界のバランスは崩れるだろう』と…。

 

後半へ続く
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  1. 2008/04/13(日) 16:51:24|
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